重量鉄骨造について
耐震・耐久・断熱・遮音・居住性
基礎から構造・内装に至るまで、住空間の様々な快適性に配慮しました。
●多方面で優れた住宅性能を保持
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基礎構造
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鉄骨梁
(デッキプレート) -
外壁ALCパネル
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界壁間仕切図
(断熱材充填) -
ネダフォーム
<基礎>
鉄筋コンクリートのベースと太い地中梁によって上部構造を頑強に支えます。<柱・梁>
200ミリ角以上の重量鉄骨柱と、最大400ミリのH型鋼の梁によって、地震にも負けない強度を実現します。<外壁>
断熱性、遮音性、防火性に優れ、20年以上の使用実績を持つALC版50ミリを採用しました。さらに断熱材を充填しています。<床>
コンクリート床の上に遮音性、断熱性に優れたネダフォームを採用し、木造のような程良い弾力性を実現します。足に優しく、上下階の生活音も遮断します。<屋根>
0.6ミリのガルバリュウム鋼板を使用し、普通のカラー鉄板の2倍以上の耐久性を実現。断熱材の充填など、過ごしやすい住空間創りにも徹底した技術的な配慮を施しています。入居者の安全・安心と、暮らしの可能性が広がる自由な間取り
入居者の安全・安心と、暮らしの可能性が広がる自由な間取り。
<地震に強い構造体>
阪神大震災・新潟中越地震・東日本大震災の教訓を基に、当社では地盤とマッチした重量鉄骨造の建物を施工しています。高精度な部材を使用し、木造と比べ安定した強度と品質を保持し、地震に強い構造体を実現しています。<自由な間取り>
重量鉄骨造は、中の間仕切壁を、自由に変更することが可能です。入居者のニーズや世の中の変化に合わせ、容易にリフォームできることも大きな魅力の一つです。<大型空間>
重量鉄骨造の特性により大型空間の実現が可能です。暮らしに安全・安心
<健康配慮仕様>
シックハウスの原因といわれる建材や家具、接着剤などに含まれるホルムアルデヒド。宮前建設では、健康に配慮した建材や部材等を使用し、生活の面でも安心・安全な住空間造りを進めています。事例紹介
旭市飯岡海岸を目の前にした立地に、重量鉄骨造エスタシア2階建ての戸建て住宅を平成15年に弊社にご用命頂きましたT様邸は、東日本大震災で建物1階天井近くまで、玄関真正面から津波が襲い掛かりました。
T様ご家族は高台に避難され皆様ご無事でしたが、津波が引いた後戻ってみると1階居住スペースの惨状は筆舌に尽くしがたいものでした。
周辺の住宅が跡形もなく津波で流される状況の中、T様邸は建物の基礎をえぐられることもなく、1階の内外装改修工事を施すことで1か月で日常生活を取り戻されました。
旭市飯岡バイパス国道126号沿線は、東日本大震災で液状化が起きました。周辺一帯広範囲に地盤の陥没や隆起がおこり、建物が傾きました。
重量鉄骨造エスタシア2階建て店舗併用住宅のH様邸は、敷地内路盤面が陥没した状況でしたが建物に被害はありませんでした。